嘘がはびこる不動産広告にご注意ください
私が始めたころの不動産広告は90%以上が嘘でした。
今の誇大広告とは非にならないぐらいひどいものでした。
- 存在しない物件を広告にする
- 異常に安い家賃に書き換える
- そのままでは住めない条件での販売価格で広告をする

こんなものばかりでした。
しかし、公正取引委員会の摘発が何年も続き、様々な不動産業者がつぶれ、
その残党がまた同じような不動産業者をつくるといった状況がずっと続きました。
それから20年以上がたち、かなりましにはなってきたのですが、
未だに10%程度の不動産業者が嘘の広告で集客をしています。
今の誇大は
- 契約済みのお部屋を掲載し続ける
- 自社管理の部屋を、ありえない条件で募集をする
流石に存在しない物件の広告は無くなりましたが、
契約できない物件の募集であるかぎり、誇大広告です。

それが無くならないのは、騙されるお客様がいるからです。
ただ確認のしようがありません。
もし、あなたの周りに正直な不動産営業マンが1人でもいれば、その人にその広告が本当なのか聞くのが良いでしょう。
そういう不動産業者もいない場合は、問い合わせをするときに下記のことを聞いてください。
- マンション名を聞いてください
- 詳しい住所を聞いてください
- 入居の際の初期費用を聞いてください
- 瑕疵があるか確認してください
- 家を建てる際の土地のデメリットを聞いてください
- 現地待ち合わせにしてください
通常の本当に募集をしているならすぐにお答えができることばかりです。
また、
『ご案内の際にはお店にきてください』
これは誇大広告業者に多い傾向のお店です。
誇大広告の会社はなぜやめた方がいいのか?
それは、普通に紹介してくれる物件や営業マンの言葉が信用できないからです。
- 物件やお部屋によってはあなたに紹介しない方がよい物件もあります。
- 住むと1年以内に出て行きたくなる物件もあります。
そんな物件を紹介されて気に入ってしまった場合が悲惨です。
誇大広告には十分注意してくださいね。
のんびり不動産
みやた